アモチゼーション

債券にかかわる会計処理の手法のひとつで、満期に生じる債券の償還差損を満期日に一度に計上するのではなく、所定の期間ごとに均等に分散して計上すること。損失を計上するごとに債券の帳簿価格を損失分だけ引き上げる。
例えば額面が1000円で、満期まで5年の期間がある債券を1100円で取得した場合、1年後は1080円、2年後は1060円、3年後は1040円、4年後は債券1020円、5年後債券1000円と簿価を下げていく。
対義語をアキュムレーションといい、満期日に償還差益が生じる場合に、利益を所定の期間ごとに均等に分散して計上する。

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