シナジー効果

シナジー効果とは、経営における相乗効果のこと。複数の要因が集まり、相互に作用して、個別価値以上の価値を生むこと。複数の企業が独立で運営されるよりも、それらを統合して運営したほうが、より大きな経済成果が得られるという現象を説明するものである。

例えば、2つの企業が合併した場合に、合併前における二企業の利益の和より、合併後の利益が大きくなった場合には、シナジー効果が出たといえる。このように合併や提携が、企業間同士でシナジー効果を得るための主な手法である。

またシナジー効果は、生産手段や原料の共有化などによる「生産シナジー」や、流通経路や販売促進の統合による「販売シナジー」、他にも「開発投資シナジー」、「操業シナジー」など各段階において存在する。

ただし経営資源の一部が競争力を失うと、それを共有していた事業群が全体的に競争力を失うというリスクも伴う。

ちなみに提唱者であるアンゾフは、企業が事業を多角化する場合には、経営資源を共有できる多角化の経済効果が大きいと主張している。