ネウボラ

ネウボラとは、フィンランドで制度化されている子育て支援施設のこと。妊娠、出産から就学前までの育児を切れ目なく継続的に支援するのが特長。「ネウボラ(neuvola)」とは、フィンランド語で「アドバイスする場所」という意味。

自治体が運営しており、妊娠期だけでなく出産後も定期的に通って、無料で検診を受けられる。また、1人の保健師が継続して担当につくのが特長で、医療面だけでなく、子どもの成長や育児、家庭に関する悩みなど、さまざまな内容の相談ができる。そのほか、出産のための病院や医療機関の紹介なども行われる。フィンランドでは、1920年代より民間の活動でネウボラが開設され、1944年には制度化されて自治体に設置が義務づけられた。

日本の自治体でも、三重県名張市や埼玉県和光市などがネウボラを参考にした子育て支援制度を導入している。これらは、厚生労働省が2014年度から開始した妊娠・出産包括的支援モデル事業として実施されている。