ブラックマンデー

【 暗黒の月曜日 】

ブラックマンデーとは、1987年10月19日のニューヨーク株式市場の史上最大規模の暴落のこと。同日が月曜日だったため、英語で「Black Monday」と呼ばれ、「暗黒の月曜日」と和訳される。

暴落により、ダウ平均株価は前週末より22.6%下落した。1取引日での下落率としては、1929年の世界恐慌を引き起こした「暗黒の木曜日」や、2008年の世界金融危機で最も深刻だった9月30日の大暴落を上回っている。翌日の10月20日にはアジアの金融市場にも波及し、日経平均株価は前日比-14.9%と過去最大の下げ幅を記録したほか、最も影響が深刻だった香港では恒生指数が45.8%下落した。しかし、暴落直後から取引が活発に行われた結果、1988年4月には日経平均株価が、1989年8月にはダウ平均株価が元の水準まで回復した。短期間で混乱が収まったことから実体経済への影響も小さく、日本では土地バブルによる好景気が始まった。

暗黒の月曜日の原因としては、アメリカの貿易赤字が予想以上に拡大していたことに加え、システム売買や派生証券取引の発達、金融工学の誕生によって短期間に大量の取引ができるようになったことが挙げられている。暗黒の月曜日以降、ニューヨーク証券市場では、株価が暴落すればいつでも発動できる取引制限制度が導入された。