人民元切り上げ

人民元切り上げとは、中国の通貨単位である人民元を、米ドルに対して高いレートに変更すること。中国では2010年現在、中央銀行が管理のもと、一定の変動幅の範囲内において自国通貨を変動させる管理変動相場制を取っており、変動相場制のように為替レートが日々大きく動くことはない。

中国では2005年に固定相場制から管理変動相場制に移行するとともに、人民元切り上げを実施している。その際、約2%の切り上げを実施し、1米ドル=8.28元から、1米ドル=8.11元に引き上がった。

通貨を切り上げることによって、自国通貨の価値が高まり、海外のモノをより安く輸入できるようになる反面、輸出の面で不利になる。従って人民元を切り上げることで、中国にとっては国際競争力が鈍ることになる。