公示地価

不動産鑑定士等が評価し、土地鑑定委員会が価格を判定する1月1日時点の全国の土地の正常価格のこと。地価公示法が制定された1969年から年1回調査され、国土交通省からの公浮ヘ3月末に行われる。
地価の価格動向をみるために都道府県が不動産鑑定士の評価を参考に調査している基準地価と同様に必要な公的指標であり、一般的な土地取引のほか、国や自治体の用地取得や国土利用計画法に基づく土地取引価格の判断基準にもなっている。
住宅地、商業地、工業地、市街化調整区域など用途地域ごと全国で合わせて約3万地点を対象に、建造物があったとしても更地と仮定し、1平方メートルあたりの価格を調査、集計する。1991年から公示地価は下落傾向にあったが、東京、大阪、名古屋の3大都市圏 や仙台、福岡などの好調に伴い、2007年に16年ぶりに全国平均(全用途)でも0.4%の上昇がみられた。

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