区別的価格設定

生産者が同一の製品に対して、条件や需要の度合いに応じて異なった価格を設定すること。この条件や需要に応じた区別的価格には、具体的に以下のような例が挙げられる。
まずは量によるもの。例えば牛乳を1パック買うと190円だが、2パック同時に買うと320円になるというように、単品よりもまとめて購入したほうが安く済む場合である。次に場所によるもの。具体的には高級ブランド品をアメリカでは20万円で、より需要の多い日本では30万円で売るような場合である。さらには時期によって区別する場合がある。例えば、ホテルがゴールデンウィークなど、消費者の需要が多いときには価格を高くするような場合がこれに当たる。他に販売する相手により区別する場合もあり、映画館や鉄道、レジャー施設などで多く見られる、大人料金と子供料金を区別するような場合が挙げられる。

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