名義書換代理人

株式の購入者が株主になる為には名義書換などの手続きが必要であり、株主になろうとする個人や企業などに代わって、これらの手続きを株式の発行会社に対して行う機関のこと。各発行会社に指定された信託銀行などが名義書換代理人にあたる。
また、株式発行会社に代わって配当金の計算や株主総会の招集通知の発送など株式事務全般を代行する役割もある。
また、2006年に施行された新会社法により、名義書換代理人は、「株主名簿管理人」と規定された。これにより、名義書換業務だけでなく、株主名簿の作成や備え置き、またその他の株主名簿に関する事務も行うこととなっている。
株主名簿に名前を記載し忘れると、株主としての権利を得ることができず配当金を受け取ることもできない。株主名簿には、株主の氏名や住所、保有株式数、取得年月日などが記載される。名義書換には、株券、印鑑、名義書換請求書・株主票が必要である。

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