年利

APYAnnual percentage yield

年利とは、利子の支払期間を1年単位とする場合の、元本(基準金額)に対する利子の割合のこと。金利(利率)を、1年単位で計算する方法で、p.a.と表示されている。

期間が1年に満たない利子の年利を計算する場合は、1年分の利子に引き直して計算する。例えば、期間3ヶ月のものの年利を計算する場合、1年分になおすために4倍して計算する。逆に、年利5%の3ヶ月満期の定期預金の場合、100万円預金しても5万円の利息がつくわけではなく、100万円×5%÷12ヶ月×3ヶ月=1万2,500円の利息がつくという計算になる。

年利を計算する場合に、1年を360日として計算する国と、365日として計算する国があり、日本では、1年を365日として計算する。貸金業者が年利を表示するのに「実質年率(実質年利)」と表示しているが、これは法律で「実質年率と表示せよ」と義務づけられているためである。実際にかかる年間の利息のことで、書類作成費や手数料が別途必要な場合は、利息に加えてその他の諸費用も金利としてみなされ、実質年率として表示しなくてはならず、見せ掛けの低金利を宣伝することができないようになっている。

例えば、利息20%、手数料などの諸費用が2000円のところで、20万円借りた場合、諸費用の2000円は金利換算すると1%になるので、実質年率は21.0%ということになる。一般的にキャッシングでは、借りた日数分だけ利息がかかる日割計算を行うので、例えば、上記の場合で借入期間が10日間の場合、20万円(借入金額)×21%(実質年率)÷365日 × 10日間=1150円の利息になるということがわかる。