年金積立金管理運用独立行政法人

年金積立金管理運用独立行政法人とは、公的年金積立金(厚生年金と国民年金)を管理・運用する厚生労働省管轄の独立行政法人の一つ。年金福祉事業団が手掛けていた管理や運用事業を年金資金運用基金が引き継ぎ、同基金を独立行政法人に改組して2006年4月に発足した。厚生労働大臣が示す運用目標に沿って、国民から納められた保険料を中長期的に安全かつ効率的に運用することが求められている。具体的な株式や債券などの資産構成割合をあらかじめ定め、信託銀行や投資顧問会社などの運用受託機関に運用は委託している。2004年に年金積立金管理運用独立行政法人法が成立したことによって、年金資金運用寄金が行ってきたグリーンピア事業と年金住宅融資事業は2005年に廃止された。

2007年度には約91兆円の資産を管理している。政府の経済財政諮問会議が「運用の自由度の拡大」を提言し、金融審議会も「運用対象・手法の多様化」を求めており、今後運用改革が求められていくことは間違いない。