損金

損金とは、法人税を計算する場合の支出の金額のこと。会計上の費用の中でも、損金に入るものと入らないものがあるため、損金算入損金不算入といったような税務上の調整が加えられたもののことを意味し、費用とイコールではない。損金は、一般に公正妥当と認められる会計処理の基準に従って計算されるため、交際費などは原則として損金不算入である。損金不算入の金額が多いと、課税所得が会計上よりも多くなる。例えば、収益が100で費用が80であった場合、会計上では利益が20ということになる。しかし、その、費用の中に損金不算入である交際費などが20あった場合、課税対象を計算する税務上では、損金(会計では費用部分)が60ということになり、課税所得が40になる。逆に、損金算入が認められているものの例としては、役員退職金などがあるが、その場合、決算書に役員退職給与を費用計上しなければならない「損金経理」が前提条件となっている。