無形資産

物的な実体を伴わない資産。特許や商標権、著作権といった知的資産、従業員の持つ技術や迫ヘといった人的資産、企業文化や経営管理プロセスといったインフラストラクチャ資産などがこれに含まれる。実体を伴わないことから無形資産の評価は難しく、バランスシート(貸借対照?には計上されにくいため、バランスシートから企業の真の価値を知ろうとすることは困難であるといえる。よって企業の真の価値を見出すには、より正確に無形資産の評価を行わなければならないということである。無形資産を評価する方法には、ブランドや特許に関する収入を卵ェして評価するインカムアプローチ、対象の無形資産と同じ無形資産を取得する場合に要するコストに基づいて評価するコストアプローチ、商標権に関する利益指標による倍率を利用したり類似ライセンス契約に基づくロイヤリティー料率を利用して評価するマーケットアプローチなどがある。ここでロイヤリティーとは特許権や著作権の使用料のことである。無形資産とは逆に、土地や家屋などの不動産、現金や有価証券など実体を伴った資産を「有形資産」という。

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