若者応援企業

若者応援企業とは、35歳未満の若者を積極的に採用し、育成する企業のこと。厚生労働省が2013年度より開始した若者応援企業宣言事業において、一定の審査基準を満たした企業が認定され、「若者応援企業」を宣言することができる。長時間労働などで若者を酷使するブラック企業への批判が高まる中、自社がブラック企業ではないとアピールできる制度として注目されている。

ハローワークで若者を対象とした求人を出していることのほか、労働関連法令違反をしていないこと、新卒者の定着率や有給取得、残業時間などの情報を開示していること、事業者都合による解雇退職勧奨、新卒者の内定取り消しを行っていないことといった基準があり、これらをすべて満たす中堅または中小企業が認定を受けられる。

若者応援企業を宣言すると、合同就職面接会などへの参加により若者を採用する機会を増やせるほか、各都道府県の労働局のホームページに企業のPRシートが掲載される。なお、若者応援企業宣言事業は直接的にはブラック企業対策ではなく、若者に企業の情報を知ってもらい、就職を支援するマッチング事業という位置づけである。