財政健全化目標

財政健全化目標とは、財政状況を改善するために日本政府が掲げている目標のこと。2015年度までに国や地方の借金を適正な水準に抑え、プライマリーバランス赤字を2010年度の水準から半減し、2020年度までに黒字化するという国際公約である。

2010年6月に菅政権が閣議決定した財政運営戦略の中にあるが、目標達成が困難であれば柔軟に見直し、議論しなおすべきだという意見なども出ている。中期財政フレームに基づく初めての予算編成となった、2012年度予算では、歳出の大枠約68.4兆円以下、新規国債発行額約44兆円以下を堅持したと、財務省は発表している。

なお、アメリカやイギリスなど主要先進国では、1990年代から社会保障の給付削減や増税によって財政再建を推進している。そのため、プライマリーバランスに利払費を加えた財政収支の均衡を財政健全化目標に掲げている。