財政再建

財政再建とは、赤字に陥っている国家財政を建て直すこと。税収を中心とした政府の歳入よりも、歳出が上回り、国家予算を補うために国債を発行し続けることで債務超過の状態になる。

財政再建には、国債発行にかかわる歳入、歳出をのぞいた収支のバランスであるプライマリーバランス黒字にすることが一つの目標となる。全ての歳出を税収を中心とした国債以外の歳入でまかなうことができるようにすることが財政再建への道となる。

従って、財政再建は税収を増やし、国債発行額を減らすこと、また無駄な出費を減らし、歳出を最小限に抑えることで実現に向かう。税収を増やすには単純に増税すること以外に、景気を上向かせ企業の収益、個人の収入をあげることによっても実現する。増税することで、国民の消費が鈍化し景気後退につながれば、歳入が上がるどころか、下がる可能性も考えられるため、財政再建は難しい問題となっている。

2010年時点、日本の債務残高はGDP比の197%となっており、先進国の中でも群を抜く高さとなっていることから財政再建を急いでおり、消費税の増税、法人税の減税といった政策を検討している。