貯蓄

貯蓄とは、マクロ経済学においては貯金を意味する。所得のうち消費せずに貯めておく分のこと。

仮に所得をY、消費をC、貯蓄をSで表すとすれば、S=Y-Cとなる。さらに、ここでCが50+0.8Yという消費関数をもつとするならば、S=Y-(50+0.8Y)となり、これをさらに変形すると、S=-50+0.2Yとなる。これを貯蓄関数という。これは家計がY兆円の所得を得たならば、(-50+0.2Y)兆円の貯蓄をする予定であることを意味する。ちなみに、所得が小さくなる場合に、貯蓄が負になることもある。これは家計が消費関数に応じた消費をするために、資産を取り崩す予定であることを意味する。

また、所得の増加分に対する貯蓄の増加分を限界貯蓄性向という。これは1から限界消費性向を引いた数で表される。例として限界消費性向が0.9ならば、限界貯蓄性向は0.1となる。この場合、所得が1兆円増えたならば貯蓄は1000億円増えることになる。