騰落率

騰落率とは、投資信託の過去の運用実績(価格推移の動向)を示す事に使われ、2つの時点を比較してファンドの価値が何%上下変化しているのかをみる指標である。リターンともいわれる。例えば過去3ヶ月、6ヶ月、1年、5年など、本日までの一定期間に投資信託の基準価額が何パーセント値上がりしたのか、また何パーセント値下がりしたのかを表す。日々の価格変動よりも、ある程度長い期間(半年、1年、あるいは投資信託の設定時点からなど)での価格の動向を理解するのに便利な指標である。投資信託は運用実績に応じて利益を得られる金融商品あるため、少しでも高い運用実績を上げている投資信託を選ぶために非常に気になる指標のひとつである。騰落率の例では、過去3ヶ月の騰落率は10%であった場合でも、過去1年だと-10%、過去5年で見たら-30%であることもある。また、「3年リターン:5%」と表示されていた場合、1年あたり5%のリターンをあげたという意味であり、「騰落率100%」とは、100%分値上がりした(=2倍になった)という意味である。なるべく騰落率の高い投資信託を選ぶことが収益性を上げるポイントではあるが、過去の運用実績は、将来の投資成果を保証するものではなく、今後の確実な予測は誰もすることができないため、騰落率だけをみて商品を選択することは危険である。