DVP決済

Delivery Versus PaymentDAP / Delivery Against Payment

DVP決済とは、証券の決済方法の一つで、証券の引渡し(Delivery)と資金の決済(Payment)を同時に行うこと。証券資金同時受渡のことで、DAP(Delivery Against Payment)とも呼ばれている。日本銀行では、1998年4月から日本銀行金融ネットワークシステム(日銀ネット)の社債などDVPの取扱いを開始し、これにより登録社債などのDVP決済が実現している。証券の引渡しと代金の支払いのタイミング差により発生するリスク(不履行リスク)を回避するための決済方法であり、国債売買の大半はDVP決済で行われている。

短期社債振替制度におけるDVP決済の方法は、証券保管振替機構が渡方の短期社債などを、便宜的に設けた発行口や振替口、償還口に一時的に記録し、日本銀行においてこれに対応する資金決済が行われたことの確認をもって、当該短期社債などを受方に振り替える仕組みになっている。