Lアラート

【 災害情報共有システム 】 公共情報コモンズ

Lアラートとは、災害情報などの安心、安全に関わる公的情報を、地域住民に迅速かつ正確に伝えるための情報基盤システムのこと。一般財団法人マルチメディア振興センターが運営しており、総務省が普及に取り組んでいる。

地方自治体などの「情報発信者」と、放送事業者や新聞社、通信事業者などの「情報伝達者」をつなぐシステムであり、共通フォーマットで入力された情報を多彩なフォーマットに変換して配信する。これにより、地域住民はテレビやラジオ、インターネットやスマートフォンなど、さまざまなメディアを通じて情報を迅速に入手できる。具体的には、災害時の避難勧告や指示、防災情報などの配信に利用されており、今後は電気やガス、交通などのライフライン復旧情報も提供可能になるよう拡充が検討されている。

2009年2月より一部地域で実証実験が実施され、2011年6月に「公共情報コモンズ」として運用が開始された。2014年8月には、国民にとってより分かりやすくするという観点から、「Lアラート(災害情報共有システム)」と改称された。なお、「L」とは「Local(地域)」の略であり、緊急地震速報などの「Jアラート」と対をなす存在という意味合いがある。

30以上の都道府県ですでに運用されているが、一部の県では準備中または試験中となっており、総務省では2015年度中の全都道府県運用を目指している。