経営上策定される行動計画のひとつで、災害や不祥事といった緊急事態が発生しても、特定の事業を中断しないで継続する、または中断した場合でも早期に再開し、ロスを最小化するビジネスコンティニュイティに取り組む上での基本計画のこと。
BCPは、内閣府が策定した事業継続ガイドラインでは緊急時の経営や意思決定、管理などのマネジメント手法のひとつに位置付けられ、指揮命令系統の維持、情報の発信、共有、災害時の経営判断の重要性など、危機管理や緊急時対応の要素を含んでいるとされている。
BCPの策定にあたって、まずは事業が抱えるリスクを洗い出したうえで、優先的に復旧する業務や、復旧する時間や手順を明確にして計画する。併せて復旧に必要な設備やシステムを揃える。事業継続管理(BCM)ではBCPは定期的に見直される。
目次
コメント