一定のエネルギー量から得られる、変換された別のエネルギー量の割合のこと。例えば石油エネルギーを火力発電所で燃焼させて、電気エネルギーに変換する際、元の石油エネルギー量から得られる電気エネルギー量の割合がエネルギー効率となる。
火力発電の場合、石油を燃焼させて得られる電気エネルギーは約40%で、残りの約60%は熱エネルギーとして廃棄されてしまうといわれている。約60%の熱エネルギーを無駄にせず、暖房などに利用することをコージェネレーションといい、エネルギー効率を高めるためのひとつの手段となっている。
自動車では、ガャ潟唐ゥらエンジンを通して得られる駆動力の割合がエネルギー効率といえ、自動車のエネルギー効率を高めるには、走行抵抗を小さくする、エンジンの燃焼効率を高める、出力されたエンジンの力をトランスミッションで極力無駄なく駆動力に変換することが求められる。
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