スポーツのイベントやレジャーを観光資源として生かし、スポーツ観戦やイベントと、開催地周辺の観光とを組み合わせた観光誘致戦略のこと。スポーツは感動を生み、人々の交流を呼び起こし、異なる国や地域間の相互理解を促進するとして、国土交通省観光庁がスポーツ観光を日本の観光振興策の重要な柱に位置付け、2010年5月に「スポーツ・ツーリズム推進連絡会議」を設置している。
全国で実証実験や海外の事例の調査を進めており、結果を踏まえて、2011年3月に「スポーツ・ツーリズム推進基本方針」を策定する計画だる。また、スポーツ観光ポータルサイト「スポツーナビ」なども開設されている。
さらに、世界的に活躍するスポーツ選手や元選手を「スポーツ観光マイスター」として任命し、スポーツを核とした訪日旅行のPRを展開している。2010年には、ルマン24時間レースに長年にわたり参戦しているレーシングドライバーの寺田陽次郎氏、元サッカー日本代賦ト督のフィリップトルシエ氏、アジアトライアスロン選手権5回優勝で、同競技を中心としたスポーツ観光振興に取り組んでいる小原工氏がスポーツ観光マイスターに任命された。
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