外国人参政権

永住外国人の選挙権のこと。2010年1月現在、日本では外国人参政権が認められていない。税金を納めて地域と共存しているのに参政権が与えられないのは不平等であるとして、1990年ごろから外国人参政権を求める声が高まってきた。1993年には大阪府岸和田市議会で、定住外国人の地方選挙への参政権を求める決議が採択されたのを皮切りに、その他の市議会でも同様の決議がなされるようになった。2010年1月現在、与党の民主党によって永住外国人に地方選挙を付与する法案が検討されている。一方で外国人参政権に懸念を示す県議会などもある。
永住外国人には一般永住者と特別永住者があり、2008年末の時点で永住外国人は91万人にのぼるとされる。一般永住者は約49万人で、出入国管理、難民認定法に基づいて法務大臣が永住を許可されている。特別永住者は約42万人で、出入国管理特例法に基づいて認定されている。

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