小学校と中学校の義務教育9年間に連続性を持たせて行う教育のこと。従来の6-3制を4-3-2制にしたり、独自の教科・科目を設置することにより、現代の社会の変化やこどもの身体的、精神的発育の変化に対応した教育を行おうとするもので、文科省が平成11年に導入した中高一貫教育が先駆けとなっている。現行制度化において正式な制度ではなく、一部の自治体や学校が実験的に取り組んでいる。
これまでの小学校と中学校間の教育の内容や方法の格差をなくすこと、生徒たちの学習上の負担を軽減させることを狙いとし、教育活動の連携、教育指導の連続性、教職員間の連携、地域間の連携等を実践目標としている。一方で、中高一貫校との兼ね合いや校長のリーダーシップ性、地域の理解の問題が指摘されている。
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