北西太平洋上に浮かぶ日本最南端の孤島。1931年に日本領へ編入された。小笠原諸島の一部として、東京都小笠原村に属している。
日本はこの沖ノ鳥島があることで、この島を中心とする半径200海里、約40万km2の排他的経済水域(EEZ)を得ている。
この島が浸食により消滅してしまうと、日本は自国の国土面積をも上回るEEZを一度に失うこととなるため、政府は1988年以降、約300億円をかけて護岸工事を実施し、風化防止に努めている。
近年では中国政府が、沖ノ鳥島を日本の領土であることは認めるが、これは岩にすぎずEEZの設定はできないとして、日本政府が主張するEEZに対して異議を唱えている。同時に日本に無断で島周辺において調査船を活動させ、海洋調査を進めている。
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