外国人を日本各地へ案内し、文化や伝統、生活習慣などについて、外国語で紹介する人のこと。旅行スケジュールの管理、宿泊先の手配、荷物の管理、買い物のアドバイスといった業務も同時に行う。民間外交官と形容されることもある。
2006年4月に施行された通訳案内士法では、通訳案内士は、外国人観光客のもてなしの向上を図り、国際観光の振興に寄与することが目的とされている。通訳案内士になるには、独立行政法人国際観光振興機?JNTO)が行っている通訳案内士試験に合格する必要がある。
英語、韓国語、中国語、タイ語やフランス語など10言語に分けられ、国家資格を有するものだけが報酬を得て業務を遂行できる。無資格業務を行った場合、50万円以下の罰金が課せられる。年齢、性別、学歴、国籍に関係なく誰でも受験することが可狽ナ、外国語と日本語の筆記試験を行い、合格者は口述試験へと進む。
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