アメリカの広告会社であるFCB社により提案されたコミュニケーション戦略モデルのこと。
製品を低関与、高関与から成る「関与度」と、思考型、感情型から成る「製品タイプ」という2×2のマトリックスに分類し、各タイプにおける顧客との最適なコミュニケーション戦略を提示している。
消費者行動研究において多くの先行研究がなされてきた関与度のほかに、製品タイプによる切り口を加えて製品の分類を行った点に特徴がある。
(1)思考型で高関与ならば、情報提示が重要。例として車や家、家電など。
(2)思考型で低関与ならば、習慣形成が重要。例として日用雑貨など。
(3)感情型で高関与ならば、イメージ訴求が重要。例とし宝石や洋服など。
(4)感情型で低関与ならば、欲求的満足訴求が重要。例として食品や嗜好品など。
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