投資を始めようと思ったとき、まず悩むのが「どの証券会社を選べばいいのか」ということ。
2026年現在、ネット証券の口座数は右肩上がり。中でもSBI証券と楽天証券が2強として君臨しています。でも、口座数が多いからといって、それがあなたに合っているとは限りません。
この記事では、最新のデータをもとに証券会社をランキング形式で紹介しながら、自分に合った証券会社の選び方を解説します。
なぜ今、ネット証券なのか
金融庁のデータによると、2025年末時点でネット証券の口座数は全証券会社の8割を超えています。その理由は明確です。
- 手数料が圧倒的に安い
- スマホで簡単に取引できる
- 商品ラインナップが豊富
- NISAへの対応が充実
特に新NISAが恒久化されたことで、非課税で長期投資できる環境が整いました。従来の対面型証券会社と比べて、コストは10分の1以下になることも珍しくありません。
2026年 証券会社ランキングTOP5
では、実際にどの証券会社が優れているのでしょうか。口座数、預かり資産、手数料、商品数などを総合的に評価してランキングにしました。
| 順位 | 証券会社 | 口座数 | 預かり資産 | NISA銘柄数 | 投資信託数 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | SBI証券 | 1,475万 | 約30兆円 | 282本 | 2,638本 | 手数料無料プラン豊富、IPO実績62社 |
| 2位 | 楽天証券 | 1,256万 | 約25兆円 | 279本 | 2,612本 | 顧客満足度1位、楽天ポイント連携 |
| 3位 | 松井証券 | 170万 | – | 278本 | 1,930本 | 1日定額手数料、初心者向けツール充実 |
| 4位 | マネックス証券 | 278万 | – | 273本 | 1,863本 | 米国株取引に強い、単元未満株対応 |
| 5位 | 三菱UFJ eスマート証券 | 187.5万 | – | 265本 | 1,853本 | 格付けが高く安定性抜群 |
※2026年1月時点のデータ
1位:SBI証券 — 圧倒的な商品力とIPO実績
口座数1,500万を超えるトップ証券会社。投資信託だけで2,600本以上あり、選択肢の広さは随一です。
SBI証券の強み
- 国内株式の手数料が条件付きで0円
- IPO(新規公開株)の取扱が年間62社と業界トップ
- 外国株は9カ国に対応
- 単元未満株「S株」で少額投資が可能
手数料の安さだけでなく、商品の充実度でも他を圧倒しています。
2位:楽天証券 — 使いやすさで選ぶならここ
オリコン顧客満足度調査で2026年ネット証券総合1位を獲得。初心者からの評価が特に高い証券会社です。
楽天証券の強み
- スマホアプリ「iSPEED」が直感的で使いやすい
- 楽天カードで積立投資するとポイントが貯まる
- 楽天経済圏のユーザーならさらにお得
- NISAのキャンペーンが充実(最大10万円プレゼントなど)
楽天市場や楽天カードを使っている人なら、ポイント連携のメリットが大きいでしょう。
3位:松井証券
— デイトレードに強い
100年以上の歴史を持つ老舗ながら、ネット証券としても先駆者。1日定額手数料制度が特徴です。
松井証券の強み
- 1日の取引額が50万円まで手数料0円
- 何度取引しても定額なのでデイトレードに有利
- 初心者向けのサポートが手厚い
頻繁に売買する人には、定額制のメリットが大きいです。
4位:マネックス証券
— 米国株投資ならここ
米国株の取引ツールが優秀で、夜間取引にも対応。グローバル投資を考えている人におすすめです。
マネックス証券の強み
- 米国株の取引ツールが使いやすい
- リアルタイムデータが無料
- 単元未満株「ワン株」で1株から購入可能
- 夜間取引に対応
S&P500やNASDAQ銘柄に投資したい人には、特に使い勝手が良いでしょう。
5位:三菱UFJ eスマート証券 — 安定性を重視するなら
MUFGグループの安定感が魅力。格付けもAA(ダブルA)と高く、安心して資産を預けられます。
三菱UFJ eスマート証券の強み
- メガバンクグループの信頼性
- 格付けが高い
- 商品ラインナップも充実
大手銀行グループという安心感を重視する人に向いています。
あなたに合った証券会社の選び方
口座数が多い会社が必ずしもあなたに合っているとは限りません。投資スタイルによって最適な証券会社は変わります。
初心者・積立投資メインの人
おすすめ:楽天証券 または SBI証券
理由は簡単。どちらもNISA対応銘柄が280本近くあり、自動積立が使いやすいからです。
毎月コツコツ積み立てたい人は、この2社から選べば間違いありません。
アクティブに株取引したい人
IPO(新規公開株)を狙うならSBI、デイトレードなら松井が有利です。
株価の動きを見ながら売買したい人には、手数料体系をよく比較しましょう。
米国株や外国株に投資したい人
グローバルに投資するなら、この2社が強いです。
特に米国の個別株を買いたい人は、マネックスのツールを試してみてください。
安全性を最重視する人
おすすめ:三菱UFJ eスマート証券
メガバンクグループの安定感と高い格付けが魅力。
大切な資産を預けるのだから、会社の信頼性を重視したいという人にぴったりです。
証券会社選びのチェックポイント
迷ったときは、以下のポイントを確認してみてください。
- 手数料:自分の取引スタイルでシミュレーション
- 商品ラインナップ:投資したい商品があるか
- アプリの使いやすさ:実際にダウンロードして試す
- キャンペーン:口座開設特典や取引キャンペーン
- サポート体制:チャットや電話の対応時間
最初は1社に絞らず、複数の証券会社で口座を開設するのもアリです。SBIでNISA、楽天でポイント投資、といった使い分けもできます。
よくある質問
Q:複数の証券会社で口座を開設してもいいの? A:はい、問題ありません。NISAは1社のみですが、一般口座は複数持てます。用途に応じて使い分けるのも賢い方法です。
Q:手数料0円は本当? A:条件付きですが本当です。SBI証券なら月間取引額99万円まで国内株の手数料が0円。ただし、プランや条件をよく確認しましょう。
Q:初心者はどこから始めるべき? A:楽天証券がおすすめです。顧客満足度1位で、アプリも使いやすく設計されています。
Q:NISA口座はどこで開くのがいい? A:商品数の多いSBI証券か、使いやすさの楽天証券が人気。どちらも280本近いNISA対応商品があります。
まとめ:今日から始めてみよう
証券会社選びで悩んでいても、投資は始まりません。
まずは気になる証券会社で口座を開設してみましょう。オンラインで最短当日、必要なのは本人確認書類とマイナンバーだけです。
- 初心者:楽天証券かSBI証券で積立投資から
- アクティブ投資家:SBI証券か松井証券でIPOや個別株
- 米国株投資家:マネックス証券かSBI証券
- 安定志向:三菱UFJ eスマート証券
自分の投資スタイルに合った証券会社を選んで、2026年の資産運用をスタートさせましょう。新NISAの非課税枠を活用すれば、長期的な資産形成がより有利になります。
完璧なタイミングを待つより、少額でもいいから今日始めることが大切です。

