SWF【Sovereign Wealth Fund】(国富ファンド)
石油等の一次産品の輸出入から得られる利益や、中央銀行の外貨準備高を原資として政府が直接的・間接的に運用するファンドのこと。外貨準備が投資対象を流動性や安全性が高い資産に限定しているのに対し、SWFは高い投資収益を目的としているため、有価証券や不動産などのリスク商品にも投資を行っている点が特徴的である。正確なSWFの規模はわかっていないが、1.5〜2.5兆ドル程度と推測されており、世界の外貨準備高の半分から3分の1程度の規模である。大規模な投資を行うために市場へ多大な影響を与えるが、投資基準や投資状況は不透明であり、また政治的権益が優先された投資が行われる等の懸念がもたれている。主なファンドとしては、アラブ首長国連邦のアブダビ投資庁、シンガポールの政府投資公社、中国の中国投資有限責任公司が挙げられる。日本は外貨準備高が世界第2位であり、SWFを設置して運用することが検討されているが、外貨準備高の減少が先決だという議論も出ており、設置されるかどうかは未定である。
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