商品やサービスの需要時期が季節の変化によって大きく上下し、企業業績に多大な影響を及ぼす銘柄群。アイスクリームや清涼飲料水、ビール、エアコン等が夏の季節商品として挙げられ、暖房や風邪薬等が冬の季節商品である。これらの商品に関連する銘柄は商品の最盛期前に株価が上昇し、最盛期に下落するケースが一般的であり、春から夏にかけて飲料メーカーやビール会社の株価が上昇する傾向にある。また、逆の季節(夏の季節商品の場合は冬)に割安に購入できると考えて、投資先決定の要因に用いる投資家もいる。しかし一般的な投資同様、季節性に基づいて投資しても必ず値上がりする訳ではないため、財務状況や将来性などを考慮した投資姿勢が必要になる。
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