通信事業における顧客一人あたりの月間売上高のこと。特に携帯電話業界でよく用いられ、収益性の指標となっている。音声ARPUとデータARPUというように、内訳を大別して使うこともある。
2003年の各携帯電話事業者のARPUが平均して8000円前後だったのに対し、2007年には5759円にまで落ちている。携帯電話契約数の増加をめぐる通話料金引き下げの競争の影響などでARPUは長期にわたって下がり続けている。2006年のMNPが実施され、ャtトバンクでは2007年に加入者間通話料金とメール通信料金を無料にするというサービスを提供するなど、競争は激化の一途を辿っている。頭打ちで減少傾向にある音声ARPUに対しデータARPUは増加傾向にあり、各社ともデータARPUの収益増加に力を入れている。
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