COP15

2009年12月にデンマークのコペンハーゲンで開かれた、気候変動枠組条約の第15回締約国会議。COP15では主要20数カ国の非公式首脳会合で決められたコペンハーゲン合意が承認された。COPでは全会一致で採択するのが原則であり、コペンハーゲン合意は一部の途上国の反対があったため、採択することはできず、2010年1月31日までに自主的に参加する方式をとることが承認されるかたちになっている。
コペンハーゲン合意では、地球の気温上昇を2度以内に抑えることを全体の目標とし、2010年1月31日までに、先進国は2020年までの削減目標を合意の別浮ノ登録し、途上国は再生可買Gネルギーの導入などの削減策を、合意の別浮ノ記載するよう求めている。
また、COP15では京都議定書に代わる2013年以降の枠組みを定めることが最重要懸案となっていたが、新興国や途上国の反対に遭い実現しなかった。京都議定書では、先進国のみの温室効果ガス削減目標が掲げられており、新興国や途上国も含めた温室効果ガス削減の枠組みを定めることが求められている。

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