ボルトオン買収とは?ロールアップ戦略との違いを解説

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ボルトオン買収|M&A・コーポレートファイナンス|お金の大辞典

ボルトオン買収(bolt-on acquisition)とは、企業や投資ファンドが既存の中核事業・投資先企業を基盤として、相乗効果が見込める比較的小規模な会社や事業を追加買収するM&A戦略です。機械に部品をボルトで取り付けるイメージから呼ばれます。

目次

具体例

地域Aで物流会社を運営する企業が、地域Bの小規模物流会社を買収し、配送網・倉庫・顧客基盤を統合するケースが該当します。単独では成長に時間がかかる分野を、買収によって補完します。

主な目的

  • 販売地域や顧客層の拡大
  • 技術、人材、ブランド、許認可の獲得
  • 仕入れ・管理部門の共通化によるコスト削減
  • 商品・サービスのクロスセル

プラットフォーム買収・ロールアップとの違い

最初に中核となる会社を取得するのがプラットフォーム買収です。その後の追加買収がボルトオンです。同業・周辺企業を連続して買収し、業界再編や規模拡大を進める全体戦略はロールアップ戦略と呼ばれます。

リスク

  • 買収価格を高く払いすぎる
  • システム・人事制度・企業文化の統合に失敗する
  • 経営陣が複数案件の統合作業に追われる
  • 期待したシナジーが生まれず、のれん減損が発生する

確認すべき点

案件数だけでなく、買収後のPMI、既存事業との適合性、投下資本利益率、追加借入による財務負担を確認します。

参考資料

ボルトオン買収は、中核企業へ機能や市場を追加し、連続的に企業価値を高めるための追加買収です。

▼ 実践ガイド

【2026年】ファクタリングとは?仕組みと注意点、資金調達サービス3社比較 →

会計・資金繰りの用語がわかったら、資金調達の選択肢もチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

マネジ局長は、「お金の大辞典」全体を統括する監修者です。

編集者であるマネ辞くんが収集・整理した金融・投資・税制データについて、制度の前提条件やリスク、誤解が生じやすい点がないかをチェックし、「この情報をどう受け取るべきか」という判断軸を補足します。

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