EBITDAXとは、利払い前・税引き前・減価償却前利益に、石油・天然ガスの探鉱費を加え戻した利益指標です。英語の Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, Amortization and Exploration Expenses の頭文字です。
基本的な計算イメージ
EBITDAX = 純利益+支払利息+税金+減価償却費+探鉱費
実務では企業ごとに減損損失、株式報酬、一時費用などを追加調整する場合があります。必ず各社の定義を確認します。
なぜ探鉱費を加え戻すのか
石油・ガス企業は、新たな埋蔵資源を探すために地質調査や試掘を行います。探鉱費は年度や会計方針によって大きく変動するため、これを除いて既存事業の収益力や債務返済力を比較する目的でEBITDAXが使われます。
EBITDAとの違い
EBITDAは利息・税金・減価償却費等を加え戻します。EBITDAXはさらに探鉱費を加え戻す点が特徴です。そのため通常、同じ企業・期間ならEBITDAXはEBITDA以上になります。
注意点
- 会計基準で定められた利益ではない非GAAP指標です。
- 設備投資、油井の維持費、運転資金、元本返済を無視するため、キャッシュフローそのものではありません。
- 探鉱費の会計処理が成功成果法か全部原価法かで比較可能性が変わります。
- 原油・天然ガス価格の変動も併せて確認します。
参考資料
EBITDAXは、探鉱費の振れを除いて石油・ガス企業の収益力を見るための補助指標です。






