| 読み方 | MM理論 |
|---|---|
| 英語・表記 | Modigliani-Miller theorem |
| 分類 | 企業財務 |
MM理論とは
MM理論とは、一定条件下で企業価値は資本構成に左右されないとする資本構成理論である。
MM理論は、企業の財務状態、損益、資本取引、資金繰りを把握するために用いられる。決算書分析や融資審査では、計算根拠と期間比較が重視される。
理論の内容
MM理論は、完全市場など一定の仮定のもとでは、企業価値は負債と株主資本の比率に左右されないとする企業財務理論である。資本構成が企業価値に与える影響を考える出発点として使われる。
実務での使われ方
現実には税金、倒産コスト、情報の非対称性があるため、MM理論の前提はそのまま成立しない。企業財務では、理論上の中立命題と現実の制約を比較しながら最適資本構成を検討する。
留意点
MM理論は「借入比率は常に無意味」という主張ではない。前提条件を外したときに、節税効果、財務リスク、資本コストがどう変わるかを見るための基準である。
まとめ
MM理論とは、企業財務において「一定条件下で企業価値は資本構成に左右されないとする資本構成理論」を意味する用語である。計算根拠と財務諸表上の位置を押さえることで、企業の収益力、支払能力、資本構成を読み取りやすくなる。
