線引小切手とは、小切手の表面に2本の平行線(線引き)が引かれている小切手のことを指します。
通常の小切手は、盗難や紛失に遭った場合でも、拾得者が銀行に持ち込めば現金化できてしまう可能性があります。しかし、あらかじめ線引きをしておくことで、支払銀行は、当該銀行と取引関係のある会社・個人、または他の金融機関に対してのみ支払いを行うこととなり、第三者が不正に現金を受け取るリスクを大幅に低減できます。
そのため、小切手帳を交付された利用者は、安全対策として、あらかじめすべての小切手に線引きを施しておくことが望ましいとされています。
なお、線引きは単に表面に2本の平行線を引くだけでなく、斜め2本線の間に「銀行渡り」「Bank」などの文言を記載したものも、同様に線引小切手として扱われます。
線引小切手には、以下の2種類があります。
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一般線引小切手
二本線の間に特定の銀行名や支店名の記載がないもの。
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特定線引小切手
二本線の間に特定の銀行名や支店名が記載されたもの。
この場合、記載された銀行(または支店)においてのみ支払いが可能となります。
線引小切手は、小切手の安全性を高めるための重要な仕組みであり、商取引や企業間決済において広く利用されてきました。
第1稿投稿 2023年5月12日 (記事コンテンツアップ)
最終更新:2026年1月5日(表現の整理および内容の補足)


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