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セルダウン(sell-down)とは、金融機関や投資家が保有している株式・債権・貸出債権などを、他の投資家へ売却して保有額を減らすことです。文脈によって対象と目的が異なります。
主な使われ方
株式・IPO
大株主や投資ファンドが保有株を市場や売出しで売却し、持株比率を下げることを指します。売却規模が大きいと、短期的な需給悪化が意識されることがあります。
融資・シンジケートローン
銀行がいったん引き受けた貸出債権の一部を他の金融機関へ譲渡・参加させ、信用リスクや資金負担を分散することを指します。
証券化・引受業務
組成者や引受会社が保有する証券を最終投資家へ販売し、在庫を減らす意味でも使われます。
例
投資ファンドが上場会社株式の30%を保有し、そのうち10%分を売出しで売却した場合、「保有株をセルダウンした」と表現できます。会社が新株を発行する増資とは異なり、既存株主による売却では会社に売却代金は入りません。
注意点
- セルダウンは単に「価格が下がること」を意味するセルオフとは異なります。
- 売却理由は、利益確定、投資回収、リスク削減、規制対応などさまざまです。
- 株式ではロックアップ、インサイダー取引規制、大量保有報告などの確認が必要です。
参考資料
セルダウンは、保有資産や引受持分を他者へ売り、残高やリスクを縮小する取引を指す実務用語です。
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