| 読み方 | 繰延税金資産 |
|---|---|
| 英語・表記 | deferred tax asset |
| 分類 | 会計・税効果会計 |
繰延税金資産とは
繰延税金資産とは、将来の課税所得と相殺できる一時差異などを資産として認識したものである。
繰延税金資産は、税効果会計において将来の税金負担の減少効果を財務諸表へ反映するために用いられる。金融実務では、回収可能性、将来課税所得、自己資本への影響が確認対象となる。
会計上の位置づけ
繰延税金資産は、会計上の利益と税務上の所得の差異から生じる将来の税金軽減効果を資産計上する項目である。税効果会計により、一時差異が解消される将来期間の税負担減少を現在の財務諸表に反映する。
実務での使われ方
企業分析では、繰延税金資産の回収可能性が重要になる。将来十分な課税所得が見込めない場合、資産として計上できる金額が制限され、取り崩しが損益に影響する。
留意点
繰延税金資産は現金そのものではない。業績悪化企業では、回収可能性の見直しによって純資産や当期利益が減少することがある。
まとめ
繰延税金資産とは、会計・税効果会計において「将来の課税所得と相殺できる一時差異などを資産として認識したもの」を意味する用語である。回収可能性を確認することで、表面上の純資産や利益に含まれる税効果の質を判断しやすくなる。
