オプション取引などで、相場気配や市場の水準を示す参考レートを提示すること。クォーテーション、または気配値といわれることもある。上場市場と店頭市場では、価格の提示方法が異なり、上場市場ではオプション価格(プレミアム)そのもので取引されるが、店頭市場ではインプライド・ボラティリティ(卵z変動率)の水準で取引される。インディケーションは、あくまで参考レートであるため、インディケーションとして提示されたレートでは取引することはできず、実際に取引するレートのことは、ファームプライスという。例えば、テレビのニュースなどで「東京為替市場の円相場は1ドル114.50円から114.52円で取引されています。」と言ったこの1ドル114.50円から114.52円」がインディケーションである。また、債券の引受などで、発行条件を主幹事会社が引受団に対して提示する方式をインディケーション方式という。
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