減損会計

減損会計とは、主に土地・建物や工場の生産設備など企業が保有する不動産の資産価値が下落し、その資産としての回収可能額が簿価を下回った場合にその簿価を実態に即した価格まで引き下げ、損失として会計処理すること。2005年4月1日以降開始する事業年度から適用される。

それ以前では、企業が取得した土地などは購入した金額のまま、資産として計上されていた。しかし、土地の値段などは変動があるため、例えば、下がっていた場合でも土地を所有し続けていれば、下がる前の購入した金額の資産を持っているとみなされ、バランスシート上では実際よりも多額の資本を持っているように見える。

この土地を売却して初めて、含み損が発覚するわけである。よって、含み損を明確にして財務諸表に反映するために減損会計という制度ができた。海外では、1995年に米国会計基準、1998年に国際会計基準で導入されている。