人口規模や経済発展力の大きい「ブラジル、ロシア、インド、中国」をグループ化し、4カ国の頭文字からできている名称のこと。
アメリカの大手証券会社ゴールドマン・サックス社が、2003年10月に投資家向けにまとめたレポートで用いてから広く使われるようになった。BRICsの共通点として、広大な国土、豊富な天然資源、膨大な労働力(人口)が挙げられる。
今後30〜50年のうちにBRICsの各国が世界経済界に大きな影響をもたらすことは必至であるといわれ、現在のG6(経済大国のトップ6:アメリカ、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア)にも変化があると卵ェされている。
ポストBRICsとして、最近発展の著しい「ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン」からなる「VISTA」も注目されてきている。また、ゴールドマン・サックス社では、韓国、バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナム、メキシコを指して、「N-11」(ネクスト・イレブン)とも阜サしている。
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