おどり利息

手形貸付を書き換えた時に、二重取りされてしまう恐れのある利息のこと。企業が運転資金を銀行借入する場合、銀行は手形貸付によって対応する。手形貸付の利息は手形を借りた初日から計算する両端計算となっており、利息が先取りされる。もしも返済日に返済できない場合は手形を書き換えて返済日を先延ばしすることになるが、書き換えた際に利息の対象となる日にちが書き換え前の日にちと重なっていることが起こり得る。この重なった部分の利息をおどり利息と言う。
1973年以前はおどり利息も徴収されていたが、1973年に全国銀行協会で協議されおどり利息を徴収することは禁止された。

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