コース別管理制度【コース別雇用管理制度】

正社員を雇用する際にコース別に雇用する制度のこと。日本独特の雇用方法であり、欧米にはみられない。1995年頃から、大企業を中心に採り入れられ始めた。
コース別雇用管理制度では、業務内容や転勤の有無によってコースを区分しており、総合職、一般職、準総合職、中間職、専門職、現業職がある。
総合職は基幹的業務または企画立案、対外折衝等総合的な判断を要する業務に従事し転居を伴う転勤がある職務、一般職は主に定型的業務に従事し、転居を伴う転勤がない職務、準総合職は総合職に準ずる業務に従事し、一定地域エリア内のみの転勤がある職務、中間職は総合職に準ずる業務に従事するが、転居を伴う転勤がない職務、専門職は特殊な分野の業務において専門的業務に従事する職務、現業職は技舶ｪ野の業務に従事する職務となっている。