厚生労働省【厚労省】

日本の中央省庁にひとつで、国民の健康、医薬品、食品の安全、福祉、労働基準、雇用、職業迫ﾍ開発、保険、年金といった分野を司っている。2001年の中央省庁改編で、厚生省と労働省が統合して誕生した。
担当する分野に合わせて12の内部部局があり、13の審議会が付随している。全国の検疫所や国立高度専門医療センター、保険に関わる研究所、児童、障害者にかかわる国立の施設を管轄している。地方支分部局として7つの地方厚生局や、各都道道府県の労働局があり、労働局のもとに労働基準局、職業安定所などが置かれている。また外局に中央労働委員会がある。過去に厚生労働省の外局だった社会保険庁は廃止され、日本年金機高ﾉ事務が受け継がれた。
少子化問題、新型インフルエンザ、年金問題、雇用対策など、広範囲にわたる分野を扱っているため、分割する案も出てきている。