次官人事【官僚人事】

官僚の人事を決定すること。特に報道等でいわれる官僚人事は各省庁に所属する官僚のトップである事務次官や、局長クラスなどの人事のことを指す。
各省庁は主に国会議員から抜擢される国務大臣、副大臣、大臣政務官などの国家公務員特別職と、官僚と呼ばれる国家公務員一般職から告ャされているが、事務次官は一般職の中で最も高いポストであり、各省庁の国務大臣が任命権を握っている。
実際は官僚の組織内で事務次官以下の人事が決定され、それを国務大臣が了承するかたちが慣例となっている。事務次官の任期は特に決まっていないが、1〜2年務めたあとに変更するのが慣例となっている。過去に防衛庁の事務次官に4年間就いていた守屋武昌を、新しく防衛大臣となった小池百合子が退任させることがあり、このときの大臣と事務次官で対立する告}となり、騒動となったことがある。
2009年以降の民主党政権では政治主導を掲げ、官邸主導で官僚人事を決めることを目指している。

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