商品やサービスなど、すべてのモノの価格を総合的に浮オたもの。物価の動向を把握するために、便宜的に様々な「物価指数」が設定されている。「物価指数」とは、物価の動きをはかるための指数であり、ある一定の時点を基準としてその前後の物価の動きを比較することにより、基準時に比べて物価がどのくらい変動したかをみる尺度となる。
物価指数には「企業物価指数(CGPI)」(以前は「卸売物価指数」と呼ばれていた)や「消費者物価指数(CPI)」などがある。「企業物価指数」とは企業間で取引される商品の価格に焦点を当てた指数のことで、日本銀行が毎月発浮キる統計である。この統計は主に「国内企業物価指数」「輸出物価指数」「輸入物価指数」から告ャされる。「消費者物価指数」とは、日常生活で私たち消費者が購入する商品やサービスの価格の動きを総合的に捉えようとするもので、私たちの生活にもっとも身近な指数であるといえる。食料品や衣料品、電気製品、化粧品などのほかに、授業料や家賃、バス料金などの価格変動も含まれる。総務省統計局が家計調査の対象の一部である代蕪Iなモノやサービスの584品目について、全国167市町村の販売量の多い代蕪Iな店舗などの「小売物価統計調査」によって得られた小売価格のデータを基に算出される。
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