1週間に二日の休みを取る制度のこと。労働基準法により週に最低1回は従業員に休日を与えることが義務付けられており、この休日のことを法定休日という。従って週休二日制は、企業がそれぞれの就業規則によって定めているものとなり、法定休日以外のもうひとつの休日を法定外休日と呼ぶ。
1980年代より週休二日制を採用する企業が増え、多くの企業で取り入れられるようになった。日曜日および土曜日を休日とするのが主流だが、シフト制で決定する業種もある。公立学校は2002年より完全週五日制を導入している。
完全週休二日制といった場合は、毎週必ず休日が2回あることを浮オているが、単に週休二日制といった場合には月に1回、2回、あるいは隔週などのように、週休二日の週を限定する場合も含まれる。
なお従業員が休日労働をした場合、会社は通常の労働時間の賃金よりも35%以上割増した賃金を従業員に対して支払う必要がある。なお、35%という数字はあくまでも労働基準法に定められた最低水準であり、就業規則にそれ以上の額が定められていれば、就業規則に従う。
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