銀行店舗の窓口で異業種である投資信託や保険商品の一部などを販売すること。1998年に「日本版ビッグバン」の一環として、銀行窓口での投資信託の販売を解禁。2001年に保険商品の銀行窓口販売が一部解禁され、2002年10月には対象商品が拡大されるなど規制が緩和されてきている。保険商品の中でも個人年金保険の変額年金保険は貯蓄性が高いため銀行業務に近いことから主力商品として展開しているところが多い。
銀行の窓口販売が拡大すると、利用者は証券会社などそれぞれを扱う店舗などに出向かなくても、銀行で預金を引き出してその場で投資信託や保険商品などを購入することができ、利便性が増す。2006年4月には銀行代理店制度の規制緩和が進み、銀行法上の許可を受けた企業や個人が、預金口座の開設など銀行サービスの一部を取り次げるようになり、窓口が広がったといえる。
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