食料自給率【自給率】

国内で消費される食料が、どれだけ国内で生産されているのかを示した指標のこと。
大別して、米や小麦など品目別の自給率を浮キ「品目別自給率」と、一国の総合的な自給率を浮キ「総合食料自給率」とがある。このうち総合食料自給率の計算方法には、「カロリーベース」、「生産額ベース」、「重量ベース」の3種類がある。日本では通常、カロリーベースの食料自給率が使用されており、1965年度は73%あったが、1998年度には40%にまで低下し、2006年度は39%となっている。そのため、残りを輸入に頼っているのが現状である。低下の主な要因としては食生活の欧米化により、自給率の高い米の消費が減り、一方で自給率の低い畜産物や油脂の消費が増えたことが挙げられている。
ちなみにカロリーベースの食料自給率は、アメリカでは128%、フランス122%、ドイツ84%、イギリス70%(全て2003年度)となっており、主要な先進国と比べ、日本は最低の水準にある。

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