電力会社などの一般電気事業者ではない電力供給者のこと。Power Producer & Supplierを略して「PPS」とも呼ばれる。電力自由化によって特定規模需要に応じた参入が可狽ニなったが、電力会社の送電線を介して送電するため、送電線の使用料が電気料金に含まれることとなる。また、地域によっては需要家が購入できないこともある。
発電所で発電された電気は、送電線から変電所、配電線という経路をたどり、需要家に供給されており、電力供給のシステムは発電、送電、小売の3部門に分類される。特定規模電気事業者は発電と小売を担当することとなり、事業を開始するには経済産業大臣に届け出る必要がある。
電力自由化は2000年から開始され、特別高圧の需要家は電力の購入先を自由に選べるようになった。その後、2003年からは契約電力50kW以上の需要家まで自由化の対象範囲が拡大した。
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